| 花咲く森 3号より 軽さ 周ながれ藻 上達するには、それなりのこつがいる。 そのこつとは軽くなることである。 昔から身軽とか、気軽とか云うようにひょいひょいと動くにはまさにこう云った軽さが必要である。 軽さ 軽さはどういったところから生まれるので有ろうか。 単純に考えて背負う物がないと云うところから生まれる。 背負う物が無いとは人体と仲良くすると云うことである。 自分を大切にしないといけない。 自分を大切にしないと武術は上達しない。 自分を大切にしないと人をむやみに傷つけてしまう。 武術は身体論そのものである。 他人の体を理解することはなかなか出来るものではない。 しかし、自分の体なら何とか理解できる。 苦痛とか、不快とか、快感とか。 体を別にしているから、このような他人の感情や感覚を理解できないでいる。 言い換えれば、感情、感覚等を含む気持ちと云うものは肉体と密接に結びつている。 気軽になるとは、いい加減になることではなく気持ちが軽くなることだと理解したい。 もちろん体も軽くなる。 自分の体の言い分を十分聞いてやることである。 体にとって必要のない感情が(その感情を生み出す要因)自分から消えていくことは間違いない。 なんと気楽な結論であろうか。 そんなに簡単に物事は何でも解決出来るものではないと感じられるであろう。 もっともである。 しかし、簡単でないからこそ簡単に成るように努力する必要が有ると云える。 効率のいい人体に戻ることで有ろうか。 |
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2000/06/24
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